ハワイに行っても日本食

 松崎君と二人で与平寿司に行きました。 ダウンタウンの先で少し距離がありますが、と、言ってもハワイは何処も近い、 美味しいので時々足を運びます。 寿司カウンターの楽しみでもあります、板さんとの会話を楽しみながら時は 流れてゆきました。 隣に座っている白人の男性がチラチラこちらを見ていて、何を見ているのかと 思ったら、夫が飲んでいるウイスキーが気になる様子、日本のビールをゆっくり飲み ながら、「僕の大好きなシーバス、いいね」 と、話しかけて来ました。 「僕も好きなんだ、よかったら少し飲みます」 なんて!! 「サンキュー」 と言いながら 彼はコップを差し出し、宝石デザイナーでロスとハワイを行ったり来たりしているそうです。

 話が弾み、いい酒の肴の会話。 白人の方の隣に二人の女性。そして、その横に男性三人、女性一人が入って来ました。 ジロッと見る訳にもゆかず、チラッと・・・ その中に髪の毛を肩までのばし、洒落た中年の人がいました。 わが夫、隣人と話しに夢中、トイレに立ちまわりを見て、「裕也さんだ」と気付き ご挨拶に行きました。 似ている方だと思ってはいましたが、まさかのまさか。年を重ねてもカッコ良さは 変わらないロックンローラーであります。

 私、奥様!?とお呼びしていいのかどうか分かりませんが、樹林さんをテレビで 見てはなんとも言えない間に一人でニヤニヤしてしまう、そんなファンの一人ですので・・・ それをお話すると、「ア、そうですか。しばらく家に帰っていないので・・・」 とニコッと されました。相変わらずの魅力のある話し方。 「チェリッシュのコンサートがある時教えて、見に行きますから」と、言葉を残して お店を後にして行かれました。