フォーク・ジャンボリー

先日、群馬(前橋市)アリーナでフォーク・コンサートが開催された。司会&進行役は南こうせつ、杉田二郎のお二人、その他、トワエモア、 リリー+洋二、猫、大野真澄(ガロ)、三浦和人(雅夢)、そしてチェリッシュの8組だった。

客席には4000名程の我々と同世代の皆さんで熱気ムンムン、あの日・あの時を心から楽しんでいると感じた。僕は旧友?との共演を楽しみにしていた。こうせつ君とは最近、TV番組で言葉を交わしていたが、その他の出演者とは久々の再会で不思議な気分だった。

特に先輩の杉田二郎チャンとはしばらく会っていなかったせいか、特別な期待感があった。何年ぶりだろうか?振り返ってみると45年くらい前に最初に出会った。京都でアマチュアグループで活動していたジローズ、名古屋で活動していたチェリッシュ、年に数回は交流していたフォーク仲間だった。

67歳になったと言っていた二郎チャンだが、昔と何一つ変わっていない気がしたし、45年間の時の流れなど感じない「あの頃のまま」だった。彼だけではなく、きっと、出演者全員がいい歳を重ねてきたのだろう。みんなの顔が素敵だった。


リハーサル

 

このところ、 「夢コンサート」中心のステージが多かったせいか、僕たちもアコースティックのサウンド中心に演奏した。因みに僕のギターだけで始まる 「なのにあなたは京都へゆくの」からスタート、「若草の髪飾り〜ひまわりの小径」もアコースティックで演奏した。

出演者全員が歌い終わり、アンコール!「神田川」、「あの素晴らしい愛をもう一度」を各パートに分けながら全員で歌い上げた。客席の中には涙ぐんでいる方もいて本当に感動のフィナーレだった。

ジャンル別に区切ることはしないが、フォークソング特有の「パワー」を感じる事ができた気がする。変な言い方だが、自分自身をリセットできた一日だと も感じた。

今回で9年目を迎えたフォーク・ジャンボリー、これからも続けて欲しい!又、僕たちも出演できる日を願っている。




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